『39歳、家族でUK移住ライフ』#1UKに移住しました 前篇

2024/6/10 12:00:00

初めまして!河本有香と申します。グラフィックデザイナー、商品や企業のブランディングデザイナーをしております。


現在、1歳と4歳の2児の母。この春、家族でイギリス南西部のエクセタ―という街に移住しました。自然豊かな日々の暮らしや街の様子、旅先の様子などをお伝えできればと思います。


昨年、夫がUKのフェローシップ+global talent visaを獲得出来たため、日本の勤務先を退社し、現地の大学に勤務することに。凄まじいインフレ環境と2人のベビー連れ生活が不安で迷っていましたが、折角獲得できたの夫の機会を活かしてあげたいと思い、家族で移住を決めました。(因みに2020年春にapplyしていたのにコロナで音沙汰なく、当然落ちたと思っていたら2023年春に合格通知が突然届きました。次女誕生後故に凄く迷いました!)


駐在ではなく自主的な移住なので、ビザとか引越しとか保険とか家探しとか、全て自分達で準備&負担となり、とっっっても大変でした。もし同様の状況の方がいらしたら、詳しく相談に乗れると思います(笑)!


引っ越しは、まず業者に見積もりを出したところ、凄い高額で諦めることに。家具は全部手放して、飛行機の手荷物をマックスにして(搭乗者分3人×3箱+乳児分1箱)ダンボール10個分の梱包で、全て賄うことにしました。


荷造りは、ギリギリまで住んでいた逗子のお友達に助けていただいて、ようやく完了する事ができました。皆様、本当にありがとう!


このダンボール10個を羽田空港→上海経由→ヒースロー空港→エクセターの自宅まで運ぶのが超大変で、夫が力技で頑張って動き回っていました。


一番大変だったのは、ロンドンからエクセターへの運搬。空港の到着ターミナルに宅配会社があることは調べていたのだけど、行ってみると運搬NGな内容物が多すぎて(食品とか充電器とか!飛行機よりめちゃ厳しいやん!)X線チェックに引っかかり、送れない。他に宅配会社も無く、別ターミナルに郵便局はあったけど移動が難しく、とりあえず一泊分のストレージfeeを支払って(これも高い)ロンドンのホテルへ。


翌朝、夫が単身で近くの郵便局にタクシーで運んで宅配を試みるも、大量すぎて断られたようで…結局、夫の知人の知人(よく見つかったな…)が車で運搬してくれる事になりました。


空港でも、到着ターミナルに宅配業者は1社しか無いと言われたのだが、UK国内の宅配は、皆さんどうしてるの?ご存知の方いたらぜひ教えてください。長時間フライトは、足元にエアークッション?を詰め込んで、子供を優先にとなんとか18時間を乗り切りました。(後篇へ)


【プロフィール】


河本有香(富山市出身)

グラフィックデザイナー、ブランディングデザイナー。1歳と4歳の2児の母。夫の転職に伴い、2024年春にUK南西部の田舎町、Exeterに家族で移住。私は15年前にロンドン芸術大学を修了して以来のUK生活です。自然豊かな日々の暮らしや街の様子、旅先の様子などをシェアできればと思います。機会があれば、デザインの話も投稿させていただきます!


企画・編集/永井千晶