北陸地方ではこれまでの記録的な大雨により地盤が緩んでおり、富山県氷見市で479.0ミリ、石川県宝達志水町で357.0ミリの降水量を観測しました。富山県では28日(金)夕方にかけて、石川県では29日(土)夕方から夜遅くにかけて土砂災害に厳重な警戒が必要です。前線の停滞に伴い警報級の大雨となる地域が拡大するおそれがあり、31日(月)にかけて少ない雨量でも土砂災害や河川の増水が発生する危険性があります。
北陸電力によりますと、28日(金)午後0時45分現在、富山県氷見市内で約70戸、高岡市内で10戸未満が停電しています。
富山県内での大雨被害は、氷見市内の4地区で計69人が孤立しているほか、市内を中心に住宅の床上・床下浸水が90件に上っていることが28日、富山県のまとめで分かりました。人身被害は確認されていません。
富山県氷見市の2地区で、大雨による流木で水道管が破損し、断水となっていた38戸は、28日午前10時までに12戸に減少しました。氷見市は28日中の復旧をめざしています。
あいの風とやま鉄道は28日、大雨の影響で運転を見合わせていた全区間で運転を再開し、通常運転へ順次復帰しています。
北陸電力によりますと、28日(金)午前10時現在、富山県氷見市内で約90戸、高岡市内で10戸未満が停電しています。
大雨による道路冠水のため通行止めとなっていた富山県氷見市の国道160号(窪〜上泉間)は、28日午前9時に規制が解除され、約4時間半ぶりに通行が再開されました。
関東甲信地方では28日夕方にかけて低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意・警戒してください。また、29日明け方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
北陸電力によりますと、28日(金)午前6時55分現在、富山県氷見市内で約210戸、高岡市内で10戸未満が停電しています。
富山河川国道事務所などは28日午前6時20分、国道8号の富山県小矢部市安楽寺~石川県津幡町九折の通行止めを解除したと発表しました。
富山県では線状降水帯直前予測を発表しています。今後線状降水帯が発生して災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。北陸地方では28日朝にかけて低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に、28日昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。また、30日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
NEXCO中日本金沢支社は通行止めにしていた北陸道の砺波IC~小杉IC間の上下線を解除したと発表しました。
富山河川国道事務所は28日、国道160号の上泉交差点付近で、大雨による道路の冠水が確認されたとして、28日午前4時半から氷見市窪~氷見市上泉(南)間で通行止めを行っています。
富山県東部では、今後3時間以内に線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所で降り続く可能性が高まっています。
大雨による土砂流出のため、通行止めとなっていた能越自動車道の氷見IC~七尾大泊IC間が、27日(木)午後8時30分に通行可能となりました。
富山県内は27日未明から朝にかけて線状降水帯が発生し、激しい雨に見舞われました。気象庁は氷見市に一時「レベル5大雨特別警報」を発表し、市は警戒レベル5の「緊急安全確保」を発表しました。氷見市では午前8時半までの12時間降水量が317ミリに達し、観測史上最大を記録。各地で冠水や住宅倒壊、河川の氾濫が相次いだほか、2024年の能登半島地震で被災した地域が再び浸水する二重の被害も出ています。
27日、富山・氷見市の被害状況について、氷見市役所から伝えてもらいます。岩木さん。
富山県内ではこれまでの大雨により地盤が水分を含み、土砂災害の危険性が極めて高い状態が続いています。気象予報士の井上陽子さんによると、県内全域で土壌雨量指数が非常に危険な水準に達しており、わずかな雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
大雨のため、全線で運転を見合わせていた万葉線は、27日米島口(午後5時21分)越ノ潟ゆきの電車から順次運転を再開しています。
27日、富山県氷見市北部の阿尾地区では大雨による土砂崩れの影響か、住宅が倒壊していました。現場から中継です。