移住以来の最高な快晴日に、家から車で20分の場所にあるお城に行ってきました。その名は、パウダーハム城@Devon州。

巨大ではないけど、広々として光に満ちた素敵なお城。1391 年に建築され、19世紀ビクトリア朝時代に改修工事が行われたそうです。なんと御年633歳。途中、次女が寝てたり携帯が落ちたりしたから、リベンジにまたすぐ訪れたいです。

さて初めてのお城にテンション爆上げの長女。ダイニングルームでは席に座らせてくれたり、書斎では隠し扉を案内してくれたり、古いエンボッサーを押してお手紙を出せるワークショップがあったり、とてもフレンドリーな案内で楽しめました。

子供たちは嫌がっていたけど、剥製の間はかなり私好みなデザイン。図書室も然り。はぁぁ、収集って良いよね。ため息モノでした。

プリンセス好きな長女はアナ雪映画のような階段でポーズを取ったり踊ったり。観光客も少なめなので、自由に楽しんでいました。これはイギリスの田舎ならではの体験です。

どのお部屋も天井や窓のデザインがとても素敵で、気づくとずっと見上げていました。

大きく美しい窓から、光が注ぐ庭園が見えます。まず最初に目に飛び込んでくるのはバラ園。その先の広ーいお庭には野生の鹿や羊達が戯れ、そして更に向こうに電車や川が見えて、、美術館で見るタペストリーの原風景のような景気に感動しました。

その昔、同じ風景を家主も楽しんでいたのかもしれないな。 広大な公園は鹿の保護の為一般開放されていませんが、ツアーもあるみたい。3月から10月に開館しているので、要リベンジです。

パウダーハム城は、日本から行くには遠いかもですが、お勧めしたい素敵な場所です！

【バックナンバー】

＃1UKに移住しました　前篇

＃2UKに移住しました　後篇

＃3長女のプリスクール

＃4A single ranunculus from Liberty

＃5枯れゆく花とその影

＃6Visiting an antique shop in Exeter

【プロフィール】

河本有香(富山市出身)

グラフィックデザイナー、ブランディングデザイナー。1歳と4歳の2児の母。夫の転職に伴い、2024年春にUK南西部の田舎町、Exeterに家族で移住。私は15年前にロンドン芸術大学を修了して以来のUK生活です。自然豊かな日々の暮らしや街の様子、旅先の様子などをシェアできればと思います。機会があれば、デザインの話も投稿させていただきます！

企画・編集／永井千晶