『花屋のひとりごと』#2 いよいよ始まる!超超超繁忙期

2025/3/01 12:00:00

NATUREは、富山市の稲荷町にある小さなお花屋さん。花屋だからこそ知っている!?あんなコトや、こんなコト…。時にクスっと笑える、時におぉ!っとためになる!!女店主の四方山話をお届けします♪さてさて、今日は何を独り言ちているのかな~


***


花屋にとって、3月というのは一年の中でも超超超繁忙期!


卒園に卒業、退職に合格祝い。続く入園、入学、入社式を控えるなど、ライフステージの節目がギュッと詰まっていますからね。


3日の『ひな祭り』、ミモザが華やぐ8日の『国際女性デー』、14日の『ホワイトデー』など、イベントも目白押し!


お花を仕入れた先から売れていき、ブーケを作った先からお客さまへと届けられる、まさに花屋冥利に尽きる1ヵ月なのですっ!


そんな嵐の前の静けさ的なお正月明け、1~2月は何をしているかというと…ひたすらコサージュ作りに励むわけです。


ちなみに、コサージュだけでなくプリザーブドフラワーのアレンジメント(退職祝いの記念に人気なんです)も、3月に需要が爆上がりするので指紋がなくなるくらい指先を使って、制作活動に没頭しておりますっ!


私が作るコサージュは、こんな感じ。



アーティシャルフラワーで作ってまして、造花ではありますがより本物のお花に近い、色や花びらを再現しています。小花をたくさん使って手作りしているので、華やかで素敵でしょ?昔のコサージュに比べると形が崩れにくくなっているんですよ!


そして、3月にぐ~んと存在感が増すミモザ。『国際女性デー』はミモザの日とも呼ばれて、黄色くふわふわとしたお花がシンボルになっていますね。


ここ2~3年の傾向かな…。温暖化の影響なのか、季節を象徴するようなお花も前倒しになって市場に出るようになっていて。チューリップやミモザが年末からちらほら登場しているのを見ると、え!もう!?って感じで、ビックリすることがあるのですが。今年は寒波の影響もあってか、3月にもなんとか流通しそうで、ホッとしております。


花屋のひとりごと

コサージュは、ハレの日以外もドンドン使ってただきたい!小さな花束を付けるイメージでバックや麦わら帽子、リネンのワンピースや浴衣の帯に使えばオシャレ上級者に


【バックナンバー】

#1 あぁ、バレンタイン


【プロフィール】


NATURE女店主 (富山市)

5人の子供のママでフラワー装飾一級技能士、マヤ暦認定アドバイザー。お花の販売だけでなく、フラワーアレンジメントの教室やマヤ暦のセッション・講座も開催している。

NATURE(お花やさんナチュレ)

Instagram 

マヤ暦認定アドバイザー

レンタルスペース富山『Blessing Grace』


企画・文/ 永井千晶