『花屋のひとりごと』#4 贈り人に徹しよう!と思った出来事

2025/5/01 12:00:00

NATUREは、富山市稲荷町にある小さなお花屋さん


黙っておけばいいものを…

花屋だからこそ知っている!?あんなコトや、こんなコト。

時にクスっと笑える、時におぉ!っとためになる、女店主の四方山話をお届けします♪


さてさて、今日は何を独り言ちているのかな~


***


これは、3ヵ月に一度ほど、お店にいらっしゃる若い女性のお話。


「お任せでいいので、ご自分の(って、私のこと)お好きな花で花束を作ってください。予算は3~5千円くらいかな」


え、いいんですかぁ!?それはそれは…と、花束を作りお渡ししたところ…


私に、その花束を渡し返す女性。


えっ!? え?? どういうことですか?って、思わず聞いちゃったんですね。


「いつも、お話を聞いてくれて、素敵な花束を作ってくれて。元気を貰えていたので、渡したかったんです。花束を」


そんな、私、何かしたかな…。いつも通りの対応なんだけどなぁ。


花屋になってからというもの、花を贈りたいと思っている人に捧げる人生だったから、逆に自分が貰うことはなかったので、とにかくビックリしたのだけど。


純粋に嬉しかった!!


そして、これからも花の贈り人に徹しよう!と改めて思ったのでした。


どんな人にどんな思いで花を贈りたいのか?お祝いなのか?お見舞いなのか?エールを送るものなのか?


伝えたい気持ちに沿った、ベストな花や色を選びたいので、私はいつも、お客さんにどんどんお聞きしています。そんなスタンスが、彼女に喜んでもらえたのかなぁ。


花屋のひとりごと

花屋に行って「〇〇円で、テキトーに花束つくって」という注文はダメですよ!贈る相手はテキトーな相手なんですか?って思っちゃう



【バックナンバー】

#3 観葉植物って実は・・・

#2 いよいよ始まる!超超超繁忙期

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【プロフィール】


NATURE女店主 (富山市)

5人の子供のママでフラワー装飾一級技能士、マヤ暦認定アドバイザー。お花の販売だけでなく、フラワーアレンジメントの教室やマヤ暦のセッション・講座も開催している。


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・レンタルスペース富山『Blessing Grace』

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企画・文/ 永井千晶