およそ半年前、チケットが取れてから家族でずーっと楽しみにしていた大相撲ロンドン場所(2025.10.15~10.19に開催)に、行ってきました!
格式のあるRoyal Albert hall の会場も、力士の取り組みもお客さんの盛り上がり方も、素晴らしかったです。
取り組み前に、呼びかけや太鼓デモンストレーション、色々な作法の説明もあり、日本の神事である文化として紹介がしっかりされていました。お客さんも、単なるスポーツではなく文化&エンタメ視点で興味津々な姿勢。
相撲の取り組み前には一旦静寂になり、次の瞬間にはわーっ!と盛り上がる。そんな作法は教えなくても、ちゃんと共有できるものなんですね。相撲ファンとして、日本人として、嬉しかったです。
2歳と5歳の娘も大の相撲ファンで声援をしていたので、周りの方が珍しがって沢山話しかけてくれました。
力士のことや作法など、色々共有できることを、日本人として誇らしく思いました。とてもエキサイティングで温かい世界でした。
会場の近くには、Japan houseという、文化やデザインを紹介する施設で特別展示がありました。
今回は34年ぶりのロンドン公演ということですが、こうやって海外で現地の人に日本の文化の凄まじさを体感してもらうことは、その本質的な価値を高める為に、凄く効果的ですね。
日本から土俵の土を運んだり、会場の施設を力士用に強化されたり、色々な努力の上で実現したことに、大変、感謝します✨
場所中、イギリスでも毎日、NHKworldで30分のダイジェストが放送され、欠かさず家族で見ていました。
来年は、6月にパリ公演が予定されているようなので、またぜひ行きたいと思っています!競争倍率が高そうですが(笑)
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【プロフィール】
河本有香(富山市出身)
グラフィックデザイナー、ブランディングデザイナー。1歳と4歳の2児の母。夫の転職に伴い、2024年春にUK南西部の田舎町、Exeterに家族で移住。私は15年前にロンドン芸術大学を修了して以来のUK生活です。自然豊かな日々の暮らしや街の様子、旅先の様子などをシェアできればと思います。機会があれば、デザインの話も投稿させていただきます!