NATUREは、富山市稲荷町にある小さなお花屋さん
黙っておけばいいものを…
花屋だからこそ知っている!?あんなコトや、こんなコト。
時にクスっと笑える、時におぉ!っとためになる、女店主の四方山話をお届けします♪
さてさて、今日は何を独り言ちているのかな~
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12月は、1年の締めくくりで、忙しくも楽しいイベントが続くにぎやかな月ですよね!
花屋的な感覚ですと…
クリスマスイブにむけて、プロポーズが激増するので、バラの花束の需要が一気に増える!そんな感じです。
そして、クリスマスを過ぎたら、一気にお正月モードへ…。
みなさんのお家では、お正月の「しめ飾り」を玄関に飾っていますか?
クリスマスリースの和風版ね?って思った方もいらっしゃるかも!?違うのですけどね(笑)。
「しめ飾り」は、歳神様をお迎えする目印なんです。
玄関に飾るのは、魔除けや結界の役割を果たすためとか、家が清浄な場所であることを歳神様に示すためとも、言われています。
そして、歳神様は毎年、お正月にやってくる神様のこと。
地域によって、違いがあるようですが、穀物や豊作の神様という意味から、山に住む先祖の霊が、農耕を見守る神様となって、お正月に山からおりてくる、といった民間信仰もあるようですよ。
とまぁ、難しい話は、さて置き(笑)。
しめ縄に、さまざまな縁起物を飾り付けて、オリジナルの「しめ飾り」を作ってみませんか?
「しめ飾り」作りは、花屋を開いてから15年間ずーっと続けている、人気のワークショップなんです。(詳しくはこちら)
実際に作ってみると、みなさんの個性が出て、なかなか面白いんですよ。
そして、なんといっても一番、お伝えしたいのは!!
完成した「しめ飾り」を一旦、お預かりしまして、すぐおそばの『越中稲荷神社』へお持ちし(今年は12月23日(火)の午前中)、ご祈祷していただいてるんです。
これは、毎年行っていて、祈願料は花屋で持たせていただいております。
来年は、もっといい年にしたい!気合をいれたいんだ!といった願いのある方にオススメですよ!
ちなみに。
お正月の「しめ飾り」は、12月13日の正月事始め以降なら、いつ飾ってもいいそうなのですが…。
最近ですと、クリスマスが終わってから、になりますかね~
花屋のひとりごと
| いつでも、どこでも、なんでも手に入る便利な世の中ですが。今年は、ご自身の思いを込めた「しめ飾り」で、歳神様をお迎えする準備をするのも、いいかもよ |
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【プロフィール】
NATURE女店主 (富山市)
5人の子供のママでフラワー装飾一級技能士、マヤ暦認定アドバイザー。お花の販売だけでなく、フラワーアレンジメントの教室やマヤ暦のセッション・講座も開催している。
・NATURE(お花やさんナチュレ)
企画・文/ 永井千晶