こんにちは!チュプリ編集部です。
突然ですが、みなさん。「氷河期」と聞いて、何を思い浮かべますか?
「寒いんでしょ?」「マンモス?」「デイ・アフター・トゥモロー的な?」
正直に言います。私も昨日までそう思っていました。氷河期展の担当になるまでは。
これは、歴史の授業で寝ていた編集部員が、膨大な資料を読み解くうちに「え、氷河期ヤバくない…?」と震え上がり、その魅力を勝手に(!)熱く語っていく連載企画です。
■正直、「骨」とか「石」でしょ?と思ってました。
氷河期展の資料を最初に渡された時、正直こう思いました。「ムズい」と。
だって、4万年前ですよ?想像もつかないし、学術的な話ってちょっと難解なイメージありませんか?
でも、資料をめくっていくうちに、ある言葉に目が釘付けになりました。
「日本初公開の実物」「クロマニョン人とネアンデルタール人が出会った時代」「人類の拡散と生存のドラマ」
……あれ? これ、ただの「お勉強」じゃなくて、「超壮大なサバイバルストーリー」なんじゃないか?と。
■ここが「沼」への入り口だった。
特に衝撃を受けたのが、今回の目玉展示。フランスからやってくる「4万年前のホモ・サピエンスの頭骨と頭蓋骨」です。
レプリカ(作り物)じゃありません。「実物」です。4万年前に、実際に生きて、呼吸して、何かを考えていた「誰か」の骨が、海を越えて富山に来るんです。
そう考えたら、急にワクワクしてきませんか? 彼らはどんな景色を見ていたのか。マンモスとどう戦っていたのか。そして、どうやって今の私たち(=日本列島の人類)に繋がっているのか。
この氷河期展、知れば知るほど「人間ってすごい」という感動があるんです。
あと氷河期展とは関係ないですが、その昔教科書で勉強したサルから人間へと6段階で一直線に進んでいく人類の進化の過程を表す図って、現在の科学的視点では「不正解」にされているって知ってました?w
■この連載でやること宣言!
というわけで、この連載「攻略ガイド」では、難しい専門用語はできるだけ使わず、編集部員の「ここが推せる!」「ここを見てほしい!」というポイントを全力で紹介していきます。
・日本初公開の「実物」がいかに尊いか
・動物たちのサイズ感がバグってる件
・グッズが意外と(?)かわいい話
・アンバサダー・あばれる君のガチ解説
などなど、展示を見るのが100倍楽しくなる情報を発信していきます。
これから開幕まで、どうぞお付き合いください! まずは次回、「日本初公開の頭骨と頭蓋骨」について、そのヤバさを語らせてください。
▶氷河期展公式Instagram @hyogaki_toyama