『Imaya北欧便り』 #18 「どう過ごしたいか」に寄り添う北欧の灯り

2026/5/07 12:00:00

今年の1月、買い付けで滞在していたコペンハーゲンは、16年ぶりの寒波に見舞われ、街中が真っ白になりました。


冷たい空気の中、ノアブロ(コペンハーゲン北西部にある地区)を歩いていると、ふと気になるお店に出会いました。


ヴィンテージランプ専門店の『Hot Kotyr』です。


扉を開けると、そこにはたくさんの灯り。


天井から吊るされたもの、壁に寄り添うように置かれたもの、テーブルの上で静かに光るもの。


形も素材もさまざまで、ひとつひとつが違う時間を生きてきたことを感じさせます。

北欧の灯りは、ただ空間を明るくするだけでなく、「どう過ごしたいか」に寄り添うもののように感じます。


オーナーのおじさんはとても気さくで、珍しいヴィンテージランプをひとつひとつ見せながら、丁寧に教えてくれました。

ランプの土台だけでなく、部品やシェードも見繕い、その場でいくつも組み合わせを試してくれます。



私も、別の場所で見つけたランプの土台に合うシェードを探してもらいました。


同じランプでも、シェードが変わるだけで、光の表情がこんなにも変わる。


その小さな違いに、暮らしの豊かさが宿る気がします。


そんな豊かさを、実際の空間の中で感じてもらえたらと思い、5月16日・17日に、小さな企画展をひらくことにしました。


場所は、北欧ヴィンテージ家具のある『モブラーカフェ』(富山市呉羽町)です。


私がデンマークで出会ったランプや器のほかに、植物素材100%の北欧キャンドルが並びます。プラントベースの「カルダモンロール」も楽しめますよ。


こちらが、この冬、私がデンマークでたくさん食べた「カルダモンロール」。「カルダモンロール」は、シナモンロールに比べて、ちょっと爽やかな感じで、カフェでも定番な気がします。


あたたかな灯りとともに、北欧の空気を感じるひとときを、ぜひ味わいにいらしてくださいね。

※カフェのお席に限りがあるため、モブラーカフェにてご予約の上ご来店頂けますと幸いです。


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【プロフィール】


鍋島 綾(富山県生まれ)

大学でデンマーク語と北欧社会福祉を専攻。

会社員勤めの後、アンティークバイヤーとして

2016年から北欧と日本の間を行き来している。


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企画・編集/永井千晶